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台湾50病院 被曝外来を開設

2011年03月22日

【新唐人日本2011年3月22日付ニュース】福島原発の危機は、はるか海を越えて台湾にも影響をもたらしました。台湾の50の病院は、被曝を恐れる市民に対応するため、「被曝外来」を設けました。人々の疑問に答えるほか、血液検査では30分以内で、被曝したかどうかがわかります。

 
日本の原発危機を、台湾人はどうみているのでしょうか。
 
台湾の民衆:「まだいい方です、台湾は日本から離れているから」
 
台湾の民衆:「原発付近の住民は必要ですが、私たちのような一般人は心配しすぎるべきではないです」
 
地震の後、原発から放射能が漏れました。疑問があったり、吐き気やおう吐などの症状が出たりすれば、台湾でも病院での検査で被曝の有無を確認できます。
 
苗栗病院・放射科医師 龍興中さん:「白血球が傷つくと減ります、あるいは血小板も減ります。血液検査で30分以内に結果が分かります」
 
ヨウ素が被曝の予防に有効だといっても、甲状腺が放射性ヨウ素を吸収するのを妨げるだけで、解毒作用はありません。副作用もあるので、要注意です。
 
苗栗病院・放射科医師 龍興中さん:「ヨウ素剤は当局が管理しており、通常の薬局では買えず、本病院でもヨウ素剤はありません。被曝の恐れがあれば、汚染源5キロ以内の人に政府はヨウ素剤を配ります」
 
被曝を軽減するコツも伝授してくれました。
 
苗栗病院・放射科医師 龍興中さん:「外出時にはマスクをし、日頃からよく水を飲む。帰宅後に着替えをし、水で洗い流す。付着した放射能物質を除き、体内に残る量を減らします」
 
新唐人が台湾からお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2011/03/19/a507207.html.-輻射染勿慌-醫師:戴口罩多喝水.html#video

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